[Column]喫茶店とカフェ

喫茶店とカフェの違い、わかりますか? 意外としられていませんが、厳密には同じでないのです。うどんも蕎麦も違いますよね。同じ麺そのものも違いますし、好みも違います。もちろん、どちらも好きな人もいます。

喫茶店とカフェは、歴史的背景が違うとされています。いろいろな文献が残っていますが、大きく分けると、喫茶店はパブからの流れを汲みます。イギリスのロンドンで多く見かけるパブは、いわゆる大衆酒場。お酒をメインで扱っていることもあって、西部劇に出てきたり、映画の舞台として登場することも多い場所です。

もう一方のカフェは、キャバレーから派生したと言われています。キャバレーは、歌や踊りなどのショーを楽しみながら飲食できる場所です。お酒も料理も豊富に提供しています。日本でも多くのエンターテインメント性の高いのキャバレーがありましたが、今やその姿はほとんど見かけません。松山市でも大きなキャバレーが多数、営業されていた時代もありました。

喫茶店もカフェも、人々が集まる情報交換の場であり、大勢で楽しめる場所でもありました。ターミナル02も、そんな役割が果たせる場所であり続けたいと思っています。加えて、食べ物も飲み物も品質の高いもの提供しているカフェとして、今治から発信していきます。

味のこと、そして歴史のことから最新情報まで、詳しいお話は私のカフェ教室でもお伝えしています。ターミナル02でお会いできることを楽しみにしています。

関連記事一覧

PAGE TOP